交通事故施術に関する症例

患者様の年代

40代

患者様の性別

男性

ご職業・生活スタイル

営業職で日頃から車の運転が多い患者様です。交通事故後も仕事を休むことが難しく、痛みがある状態のまま無理をして業務を続けていました。自宅ではできるだけ安静に過ごされていましたが、日常的な負担がかかりやすい生活スタイルでした。

症状の発生時期・きっかけ

交通事故直後から首や腰に痛みが続いており、来院時点で事故から数週間が経過していました。特に首はむち打ちを伴う状態で、日常動作の際に強い違和感があり、右手にはしびれの症状もみられました。また、腰部は事故時の強い打撲により動かすことが難しく、横向きやうつ伏せで寝ることができないなど、生活面にも大きな支障が出ている状態でした。

日常で何ができなくて困っていたか?

日常生活の中で特に大きな負担となっていたのは、階段を降りる動作でした。足を踏み出した際の振動が腰から首にかけて響くように伝わり、そのたびに強い痛みを感じていたとのことです。また、お仕事では営業職ということもあり、車での移動やデスクワークなど長時間座った状態が続くことが多く、首や腰への負担が蓄積しやすい状況でした。そのため、同じ姿勢を保つことがつらく、業務中も痛みを気にしながら過ごしていたようです。さらに、就寝時には痛みの影響で寝返りが打てず、十分な睡眠が取れない日が続いていました。寝不足が重なり、身体的なつらさだけでなく精神的なストレスも強く感じている様子でした。

どのような施術を行ったか?

来院時は首や腰の痛みが強く、無理にお身体を動かすことが難しい状態でした。そのため、初回の施術ではベッドに横になる姿勢は避け、座ったままの姿勢で首から腰にかけて状態を確認しながら施術を行いました。首(頸部)や腰部は強い刺激を加えず、筋肉の緊張や張りを確認しつつ、軽くさするような感覚でやさしく圧を加える手技を中心といたしました。また、首から肩甲骨周囲、腰部にかけて電気施術を行い、負担がかかり続けていた部位の緊張が和らぐことを目的としています。痛みの反応や症状の変化を細かく確認しながら、お身体に過度な負担がかからないよう注意し、今後の施術につなげていく方針といたしました。

施術のポイント・解説

今回の施術では、交通事故後で痛みが強く、お身体を大きく動かすことが難しい状態であったため、無理な姿勢や強い刺激を避けることを最優先に考えました。事故による負担が首や腰に集中している場合、急に動かしたり強い圧を加えたりすると、症状が強まる可能性もあるため、まずはお身体の反応を確認しながら進めることが重要になります。そのため座った状態での施術を選択し、筋肉の緊張や張りを丁寧に感じ取りながら、やさしい刺激でアプローチを行いました。また、電気施術を併用することで、首から肩甲骨、腰まわりにかかっていた負担が和らぐことが期待できます。症状の経過を見ながら、段階的に施術内容を調整していく方針といたしました。

通院頻度・期間の目安

今回の症状は事故後から痛みが強く続いている状態であるため、可能であれば日を空けずに通院していただくことが望ましいと考えられます。特に初期の段階では、まず首や腰の痛みを軽減させていくことを優先し、お身体の反応を確認しながら施術を重ねていくことが大切になります。通院期間については個人差がありますが、現在の症状の強さや生活状況を踏まえると、半年以上を目安に、経過を見ながら継続していく必要があるとお伝えいたしました。

施術後の変化・現在の状態

現在までに合計3回の通院をされていますが、首や腰の痛みについては大きな変化はみられていない状態です。ただし、施術時の反応には少しずつ変化がみられており、電気施術については来院当初よりも強さを上げても違和感なく受けていただけるようになってきました。症状自体は引き続き慎重に経過を見ていく必要がありますが、お身体の反応には前向きな変化が出てきていると考えております。

患者様からの喜びの声

お客様からは「症状自体はまだ大きく変わった実感はないが、事故後から痛みや不安が続き、かなりストレスが溜まっていた」とのお話がありました。その中で、施術を受けながらお身体の状態や不安に感じていることを話せることで、気持ちが整理され、精神的にとてもスッキリしているとおっしゃっていました。お身体だけでなく、気持ちの面でも落ち着ける場所として通院できていることが安心につながっているようでした。

担当者からの結び・アドバイス

交通事故後の症状は、事故直後だけでなく時間が経ってから強く出ることも多く、不安を抱えながら日常生活を送っている方も少なくありません。特に首や腰に負担がかかる動作や、長時間同じ姿勢が続く場合は、無理をせずお身体の状態を優先することが大切です。痛みがある中で我慢して動き続けると、症状が長引く可能性もあります。少しでも違和感がある場合は、早めにご相談いただき、状態に合わせた施術を受けながら、焦らず経過を見ていくことをおすすめいたします。