帯状疱疹後
皮膚が赤くて痒い
→帯状疱疹はかぶれや湿疹に非常に似た症状が現れ、皮膚が赤くなり、痒みを伴うことがあります。
水膨れが出ている
→症状が強い場合、かぶれや湿疹のような症状が強く現れ、水膨れのようなできものが出現することがあります。
強い痛みが出る
→感覚としては、針で刺されているようなチクチクとした痛みが生じます。
神経痛
→どの部位でも帯状疱疹は発生する可能性がありますが、一番多いのは胸やお腹のあたりです。
灼熱感
→帯状疱疹の痛みとは別に、熱い感覚に襲われることもあるようです。
帯状疱疹後に対する当院の考え
当院では、帯状疱疹の原因はウイルス感染であると考えています。
感染症に罹患するということは免疫力が低下している可能性があります。免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなるばかりでなく、睡眠不足、口内炎、冷え性、倦怠感が強くなることもあります。そのため、免疫力を高めて病原体からの感染を予防し、体調を崩さないようにすることが重要だと考えています。
当院では痛みの軽減だけでなく、免疫力向上の重要性と大切さを患者様にお伝えしています。
帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか
帯状疱疹は基本的には自然治癒することがありますが、それでも放置するわけにはいきません。放置すると症状が悪化する可能性があり、中でも神経痛がひどくなることがあります。
帯状疱疹は胸やお腹だけでなく、顔、腕、足にも発生することがあり、それぞれの部位で針で刺されるような神経痛が生じます。重篤な場合は神経痛が残り、後遺症となることもあります。
帯状疱疹は「過労死の前兆」とも言われており、これは脅しではなく、症状が進行し、お仕事を続けている場合、健康に深刻な影響を及ぼす可能性があるという警告です。ですから、放置せずに適切な対策を講じることが重要です。
帯状疱疹後の軽減方法
帯状疱疹はウイルス感染が原因であり、抗ウイルス剤の服用が基本的な治療となります。特に神経症状が強く、症状が悪化する場合には、ビタミンB12を含む点滴が使用されることもあります。ビタミンB12は神経に栄養を提供する重要な栄養素であり、神経痛の痛みの軽減に効果が期待されています。
また、発疹や赤みがあってもお風呂に入ることをお勧めします。お風呂に入ることで血流循環が良くなり、神経痛の痛みを和らげることができます。ただし、逆に冷やす行為や風を当てることは症状が悪化する可能性があるため避けた方が良いです。
帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?
当院の考えでもあるように、免疫力を高めることが必要です。免疫力を向上させるためには、自律神経を整えることが不可欠です。自律神経に対する施術は『全調整鍼』となります。
お腹には5つの臓器と関連する部位があり、お腹を押されて痛む場所は臓器の弱点を示している可能性があります。これらの臓器に関するツボに鍼を刺激していくことで、気の流れが改善され、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが整い、免疫力が向上します。
免疫力が高まることで、体調が崩しにくくなるだけでなく、睡眠の質や冷え性にも効果が期待できます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
効果が早く表れる方には、一度の施術でも体が軽くなるというお声を頂いています。
帯状疱疹の湿疹はすぐになくなるわけではありませんが、継続することで自然治癒能力が向上し、帯状疱疹の症状が軽減していきます。
過労や疲労が溜まりやすい方も多いため、睡眠の質が向上し、倦怠感が減少し、気の流れが良くなり、冷え性にも効果が期待できます。
内臓の調整により、例えば胃の調子があまり良くない方や、頭痛、片頭痛の方にも効果が期待できます。
軽減するために必要な施術頻度は?
当施術に関しては、多くの回数が必要とされるものではありませんが、初めの1ヶ月間は週に一度の施術を推奨しています。理由としては、内臓の調整になるのと刺激が強い内容になるため、高頻度だと効果を感じづらくなるためです。
最初の1ヶ月は週に1回の頻度で施術を行い、状態が安定してきたら10日から2週間に一度と頻度を緩やかにしていきます。理想は、最短で3ヶ月から最長で6ヶ月までの期間で施術を受けることが望ましいです。