不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 良く耳にするレム睡眠、ノンレム睡眠とはなんでしょうか?
A 睡眠は単に身体を回復させるだけではありません。睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられ、90分周期で繰り返されます。一度目のノンレム睡眠の時に成長ホルモンが分泌され、筋肉・骨を発達させたりすることなど、様々な体内の変化を促します。また、皮膚や毛髪が綺麗になったりダイエットにも良い効果があります。
対してレム睡眠は学習に良い影響があり、レム睡眠時に記憶の整理・固定が行われます。
睡眠時間が長い程成績が良くなるという研究結果もあるようです。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 色々な事を考えてしまって眼がさえてしまい、眠れない夜が時々ありますが、これは不眠症に当たるのでしょうか?
また、ひどくなるとどのような症状が現れ、日常生活にどれ程の影響が出るのでしょうか?
A 不眠症の診断基準として、寝ている途中で目が覚めてしまう、寝ても寝た感じがしないという、夜に眠れない症状の他に、昼間に眠たくてたまらない、頭痛で元気が出ない等の身体症状が現れること、などの夜と昼の2つの症状が必要です。
睡眠障害が現れると、情動的・認知的・身体的の3つの反応が現れます。「情動的反応」はイライラして気分が変化しやすくなり、起こりっぽくなります。「認知的反応」は注意散漫になり、記憶等の認知機能が低下します。「身体的反応」は痛みを感じやすくなりマイクロスリープをしてしまうこともありますので、日常生活にも大きく影響してしまうことがわかっています。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 夜眠れないことや、昼間でも眠いとか疲れているという事はよくありますし、他の人も同様な訴えをしている事が多いです。これはみんな不眠症なのでしょうか?
どの程度の辛さになったら病院へ行くべきなのでしょうか?
A 眠れない、寝た気がしない等で不快な思いをしている時や昼間に眠い、気分が晴れないとき、あるいは、以前のように活動的になれず頭が働かないと感じた時など、この中で2つに当てはまれば病院へ行くべきだと言えます。
考え事や不安がある時に眠れないことは誰にでもあると思います。ある日突然眠れなくなりそれが一度ならず、次の日もその次の日も眠れなくなるという状態が慢性の不眠症です。
今夜眠れるかどうかを心配するあまり更に眠れなくなる事が多く、交感神経が高まり更に眠れなくなってしまいます。
このように何日も眠れない日が続く方も専門機関への受診の対象になります。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 仕事や家事で忙しく病院に行く暇も無かったりするのですが、家庭でも出来る不眠症の予防策や軽減方法等はありますか?
A 休みの日でも平日と同様の時間に起きることが大切です。休みの日に「今日はたくさん寝たい!」という時は寝る時間を早め、起きる時間は一定にし、変えないようにしてください。
人間には身体の中に時計視交叉上核があります。そのリズムは1サイクル約25時間なので、放っておくと1日1時間程遅れて行きます。
外にあまり出ない人は、外の光等の情報が入ってこないためリズムがずれやすくなります。
このリズムは光を浴びたり通勤等時間の手がかりを得ることによって正しくリセットされます。どんな環境でも一定のサイクルで生活することが重要ですので、ぜひお試しください。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 接骨院で受けられる施術で不眠症状軽減に効果的な施術はありますか?また、どのように効果が現れますか?
A 当院で受けていただく施術のうち、不眠症状軽減に効果的だと言われている施術メニューは「ドライヘッド矯正」です。不眠症以外にも頭痛改善、顎関節症等に効果的と言われているメニューです。
首周り、肩周り、頭の筋肉をほぐし血流、老廃物の通り道を広げてあげる事で頭の中の圧を下げる効果が期待されます。首周りの筋肉が硬いと血流や老廃物を排出する血管等が押し潰され、結果老廃物が頭の中に溜まり続けて行きます。
頭の圧は上がり続けていき、頭痛が出やすくなったり不眠に繋がったりします。
ドライヘッド矯正ではその圧を下げる事で頭痛や不眠軽減を促しますので、お気軽にご相談ください!